フォーキャスト2018 【書籍】
通常価格:¥8,250
税込
商品コード: MFO2018
レイモンド・A・メリマン著
秋山日揺香・投資日報編集部訳
『フォーキャスト2018』【日本語版】のご案内
「サイクル」「アストロロジー(占星学)」「テクニカル」の3本柱で市場経済を読み解く分析集団MMA(メリマン・マーケット・アナリスト)。その創設者であるレイモンド・メリマン氏が、毎年発行する予測本『フォーキャスト』。今年もその2018年版をご案内する季節がやってまいりました。
本書は、上記の3本柱から米国及び国際情勢を予測。これに付随した各金融・商品市場(米国債、日米株式、ドル、ユーロ、円、スイスフラン、貴金属、原油、穀物)の動向を予測したものです。
アストロロジーに関しては2018年の水星、金星および火星逆行の解説に加え、米国大統領やFRB議長など、政治面や金融面で今後の世界情勢を左右しかねない有力指導者の出生図やFRB、NYSE(NY証券取引所)、そして米国の始原図から2018年の動きを予測。時には主要天体位相の発生時間と上記の始原図とを重ね「何故この時期は重要なのか」を解き明かして行きます。この分析は資料的価値が高く、それ故に過去の『フォーキャスト』を遡って購入される読者の方もいらっしゃるほどです。昨年版のご案内の中でも書きましたが、『フォーキャスト2012』に収録された「天王星、海王星、そして冥王星:500年のルネサンス・サイクル」は、いま読んでも非常に知的好奇心をくすぐる内容となっています。未見の方は、現在も販売しておりますので是非ご購入下さい。
毎年、新たなフォーキャストブックの案内状を作成する際、前年のフォーキャストを読み返しているのですが、今回の『フォーキャスト2018』をご案内する上で、先ず最初にお話ししなければならないのは米国のトランプ大統領と、その周辺の状況に関する『フォーキャスト2017』の中での記述ではないでしょうか。これに関して、各所で話題に採り上げていただきました。詳しくは同書の「2017年の米国と大統領」をお読みいただきたいのですが、2017年は、彼自身の出生図の火星と非常に密接な関係性を持っていました。長年、フォーキャストをお読みの方、アストロロジーに明るい方はご存知の通り、火星は「戦争」に関連性のある星です。同書にはこういう一文が形成されてます“…誰か、またはいずれかの国に対する脅威や危険をエスカレートさせるものではないことが望ましい”。この一文は、「火と怒り」に代表される北朝鮮問題が起こる前に書かれています。そして、火星の影響は2017年も続きます。恐らくトランプ大統領についての記述は『フォーキャスト2018』の主要テーマになるでしょう。そういう意味で『フォーキャスト2017』の記述は、壮大な予告編であったのかも知れません。こういう事がメリマン氏の著述にはしばしば見受けられます。
予告編と言えばもう一つ、FRB始原図に関する予測が『フォーキャスト2017』に書かれています。それは2017年12月21日の冬至との比較図。そこには議会、もしくはホワイトハウスとの権力闘争が示されています。米ドル(指数)や米国債が長期相場サイクルの観点から弱気相場に入ったと予測されている中で、我々は大きな転換点に入っているのかも知れません。それが『フォーキャスト2017』の主要テーマであった“ザ・グレートリセット”の1ピースなのだと思います。
転換点と言えば、2017年中に史上最高値を再更新した日米株式市場はどうなるのでしょうか。『フォーキャスト2017』の中で、メリマン氏は米国株式の史上最高値更新を予測していました。ただ、同書ではそこから2018~2019年にかけて20~50%下落する可能性を予測しています。逆に金に関しては大きく上昇し“1,375~1,520のレンジ内での動きがしばらく続くのではないか”と記述しています。恐らく『フォーキャスト2018』の中では、より詳細なサイクル分析が行われる事でしょう。昨年の案内状で「幾つかの主要相場では長期相場サイクルの節目に入っています」と述べましたが、天底が明確化した銘柄も出て来た現在、本書は今後の投資戦略を練る上で必読の書となる筈です。
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